めだか、その後

結局、3匹のめだかたちは我々と暮らすことになった。彼らの仲間の多くが倒れていった中で、くまさん、はっつあん、やっさいもっさいの3匹の健康状態はすこぶるよろしいらしい。助手が「一番安いのはどれですか」と買い求めた水槽のなかで、実に楽しそうに泳ぎ回っている。小さいエアポンプも付いているこの水槽は、彼らがおっかけっこをして遊べるほど広い。水草も良い加減で茂っているので快適そうだ。良かった。しかしただでさえ狭い我が家で安定した場所を求めたら、結局ダイニングテーブル(兼小さい学生さんの勉強机)の片隅に設置するしかなかった。
この状態で食事をせざるを得ないのであるが、我々の食事時にめだかたちも同時にエサを食べていたりなんかすると、なんだかヒジョーに食欲が減退するのである。かといって、我々が食べていて、彼らが切なそうに口をパクパクしているのを見てもなんだかモウ...。
さらに、今週末に助手と小さい学生さんは東の都の家に帰るのであるが、そのときのめだかシッターを誰にお願いするかまだ決まっていない。
と、いう具合に小さい3匹に結構振り回されているのである。帰ってくるまでに昇天しないで欲しいものである。