本日、東の都から山猫の家に帰る。出かけるときから波乱含み。荷物が多いので、タクシーで駅まで行って、駅前のコンビニで荷物を一つ送ろうと思ったら、「改装中に付休業とさせて頂きます」。
アブラゼミが大合唱する日差しの中でうなだれる。
仕方なく、東の都駅までキャリーケース、ボストンバッグ(合計15キロはイッてる)を抱えた助手は、送るはずの小さい段ボール箱を小さい学生さんに持たせてみた。背負ってる荷物が結構重い小さい学生さんは
「なんか、はきそう」
と言う。そこで助手がすべての責任を持つことに。当然ダ。
東の都駅で荷物を無事宅配し、新幹線にも無事間に合い、車中でしばしの休息、と思ったら新幹線が止まる。なにやら不具合が生じたとかで、車両点検をするとかなんとか。結局半時間ほど遅れて新なにわ駅に到着する。のぞみ号で行った意味が、ほぼ無くなる。新なにわ駅構内にやっかいな荷物を預けたあと、地下鉄に乗らんとしていたら、なんとアブ●ル・ラヴィーンに遭遇。最初はスキンヘッドの大男の周囲に女の子が群がっていてキャーキャーしていたから何かと思ったら、彼女だった。その気になれば襲撃できそうなほど近距離に接近、しかし襲撃したら、その場で助手生命が終わっていたに違いない。
新なにわ駅から数駅の繁華街でしばし遊ぶ。半休百貨店に行ったら、小さい学生さんの大好きなミニチュアのお道具が沢山あった。小さい学生さん、幸せになる。ここで有り金ほぼ全部はたいて、助手の援助で洒落た「まな板、包丁、ザルのセット」と、「ゴミ箱」「電話」を購入する。これらはすべて、小さい学生さんのお友達であるかえるさんの家に設置予定。
ひとしきり用が済んだので、半休百貨店から外に出る。赤い観覧車が見えた。当然乗る。
約15分間、なにわの街を眼下に見下ろす。入場時に撮影してくれた写真(800円)も購入。おのぼりさん。
夕方、18時過ぎ、新なにわ駅に戻る。ここで小さい学生さんは爺やに引き取られ、助手とはしばしのお別れである。爺やは工作が上手なので、きっと夏休みの課題も助手の知らない間に出来上がっていることだろう。
助手は、また新幹線に乗り、移動。こうして、山猫行きの高速バスに乗り、最後は運転手さんに起こされて下車する夜の11時20分、山猫駅にようやく到着する。ああ空気がおいしい。タクシーで家まで。家の周りの空気が暑くて重い。家の中も暑いのかな、ガチャ、
お、涼しい、何故?
......クーラー付けっぱなしだった。
気を取り直して、メールチェックのため、パソコンを開く。クリック。接続中断。何故?
......電話代、先月分払ってなかった。


もうどうにでもナレー、とやけ気味になり研究室に待避する。日記を書き終われば深夜1時。明日から仕事、しかも事務室当番。がんばれ助手さん、今まで起こった悪いことは、全部キミのせいぢゃない、悪い妖精さんのしわざだ、だからもう早く寝よう。

おやすみなさい。