小さい学生さんたちと、釣りに行ってきた。これも授業の一環らしい。先週は「漁港見学」「おさかなをりょうりしてみよう!」という授業があり、多忙の助手は参加できなかったが、小さい学生さんたちは魚について学び、三枚おろしに挑戦したりしたらしい。
こうしたおさかな教育のフィナーレが釣りなのである。助手宅から漁港まで、車で10分ほど、港なのでさすがに汚れてはいるが、それでも十分透明度の高い海水であった。
釣りの方法は、「サビキ釣り」という、等間隔で複数の針がついた糸の先に小さいエサかごをつけて水に放るという実に単純なやり方である。
こんなんで釣れるのか?と思っていたが、糸を投げ入れた瞬間、小さい魚たちがエサにわあっと群がり「入れ食い」という言葉を体感する。山猫は、魚までかくも単純素朴なのか(笑)
それにしても、今日は暑かった。
道路の掲示板に32℃との表示。二時間弱しか釣りをしなかったし、日陰に隠れたりと休み休み動いていたが、日焼け止めの上からTシャツ焼けする好天だった。小さい学生さんたちは、それぞれ「釣れた」「釣れない」と大騒ぎをして、互いの釣果を確認し、片づけをしてまた学校に戻っていった。助手は全ての荷物を車に入れ12時に帰宅し、ひとしきり夢の海を泳いだ。つかれた。

ちなみに、小さい学生さんの釣果は、小さいカワハギ2匹。1匹は、デモンストレーションの時に釣ってもらい、2匹目は助けてもらいながら釣ったそうだ。今度又、一緒に釣りに行こうか、小さい学生さん。