三位一体改革学芸会編

厚生労働省は4日午前の「生活保護費及び児童扶養手当に関する関係者協議会」で、国と地方の税財源を見直す三位一体改革の焦点の一つである生活保護費と児童扶養手当について、国の負担割合を引き下げ、地方に応分の負担を求める案を地方側に示した。


山猫県にとって生活保護費を押しつけられることは大問題であるが、より深刻な問題はモンカ省が学芸会の内容を一元化していることではないか。
本日山猫小学校の学芸会を鑑賞して助手はそう強く思った。

演劇をするなら、プロに演出を頼んでくれ。

小さい学生さんたちが、大きくハッキリと台詞をボー読みするのに
もうこれ以上耐えられない。
そして、不自然に手や足をカクカクさせる演技にも目眩がする!
衣装がゴミ袋に穴を開けたものだったりすると、失神してしまいそうだ!!

たとえば

日常的な台詞の芝居を目指すなら、平田オリザを呼ぶとか
ゴージャスな悲劇を目指すなら、蜷川幸雄を呼ぶとか
はたまたナンセンスな現代劇なら、ケラリーノ・サンドロヴイッチを呼ぶとかトカ。


だいたい演劇人で喰えている人や団体はごくわずかなんだから、小さい学生さんたちに「ホンモノ」を教える代わりに国から補助金が三分の二、そして地方で三分の一くらい出せば文化振興にも一石二鳥ではないか。

さらに、日本には大人になったら必ず経験する「宴会芸」という試練が有るではないか。
そのためにも、小さい学生さんのウチから芸事は厳しくしつけないといけないのです。
ゲイは身をタスク。(←パソコンが勝手に変換しました)


こういう三位一体改革なら、助手も喜んで税金払います。
だから生活保護費は国がぜひ負担して下さい。