[北京 23日 ロイター] 新華社通信によると、モンゴル帝国の始祖とされるチンギスハンは読み書きができたとの新説が発表された。
 歴史家の間では、モンゴル文字は13世紀初めに発明されたため、1167年頃に生まれ、当時40歳前後だったと思われるチンギスハンは読み書きができないとの定説があった。
 しかし、中国内モンゴル自治区の大学教授テングス・バヤリン氏によると、1219年に道教の学者に宛てたチンギスハン自筆の勅令を発見したと述べた。
 教授は、モンゴル語で書かれた原文は文体と調子が独特で、筆者はチンギスハン以外にあり得ないと指摘。
 さらに、チンギスハンが同一人物に後で送った手紙には、「部下にあなたの講義の内容を編集し、案内書を作成するよう命じた。私は個人的にそれを読むつもりだ」と書かれており、教授はチンギスハンが読むこともできたとしている。
 チンギスハンはモンゴルの部族を統一し、騎馬隊を結成。中国をはじめ中央アジア、西はポーランドハンガリーを征服し、一時、巨大帝国を築いた。


→いや、そっか読み書きできたのか、いい話だナ(笑)と思いまして。それだけです。