昨日は中くらいの学生さんの14回目の誕生日でした。
昨年のこの日、市内の美味しいフランス料理屋さんにバースデーディナーを予約したところ、私が39℃の高熱を出していけなかった悲しい思い出があります。
そして誕生日前日、またしても気分が悪いと思ったら37.3℃あり、そのまま深夜過ぎには38.5℃まで上がったのですが、幸い薬の飲み方が正しかったらしく、当日正午には37℃まで下がり、夕方にはおおよそ体力も回復しました。
というわけで、大急ぎで誕生日のご飯の支度です。
今日のメインは、前々から本人が

「お寿司だよ!お寿司を食べるんだ!!」

と声高に主張していたこともあって、出前でお寿司を取ることになっていました。
ですからていねいに出汁をとってお吸い物を作ることで基本的には完了します。
あとは、正月に調理しきれずそのままひっそりと凍っているおかしら付きの海老をフライにすれば御馳走感が増します。
問題は花とケーキです。
近所にはどちらの店も無いので、急いで身支度をし、朝は粉雪でその後氷雨という天候の中、花とケーキを求めて自転車を駆ること約15分、市内に到着。
そしてうろうろしているうちに、中くらいの学生さんに似合う色合いのアレンジメントを見つけました。(写真1枚目参照)
そしてケーキはというと、これもまた本人が

「アイスケーキ!」

と主張していたのを汲んで、サーテ○ーワンで程よいアイスケーキを購入しました。
寒いのに。
そんなこんなで帰宅は18時過ぎになりましたが、それから澄まし汁とフライを準備し、その間にお寿司が届き、と順調に支度が進み無事においしい誕生日の晩御飯が終わりました。
思えば、病み上がりにも拘わらず、外出しお寿司もアイスケーキも一通りいただくという暴挙にも出ましたが、一日たった現在も元気です。
中くらいの学生さんには、山猫軒の仲良しのお友達からお祝いのFAXが届いたり、幼馴染の男の子の親友から電話がきたり、とたいへん良い晩になった様子です。

2枚目のさえない梅干のような(笑)瓶詰めの写真は、晩御飯と同時に作った金柑の蜂蜜煮です。
金柑に対して蜂蜜の量を多く入れすぎたため、ちょっと甘めになってしまいました。
通常は

金柑 300グラム 蜂蜜 500グラム
金柑のへたをとり、十字に切れ目をちょっと入れて、お湯でアクをゆでこぼす。(数分程度)
なべに金柑とひたひたの蜂蜜を入れて、弱火で20〜30分煮詰める。

そうです。
今回は蜂蜜が勢いよく入りすぎて、煮詰めるときにもちょいとこぼれてしまいました(モッタイナイ)
ともかくもお湯割りにしても甘いので、頂くときに、
金柑2,3個にシロップ+お湯に、たまたまあった晩柑ジュースをあたためたものを足したらほろ苦く、風味がすばらしい素晴らしいジュースになりました。
金柑が無くても、冬は100%のオレンジジュースなどを温めて飲むと、体がとても温まっておいしいのです。
冬のあったかおやつドリンクになります。

晩柑は、和風グレープフルーツといわれる柑橘類で、さわやかでほろ苦くおいしいものです。(検索するといろいろ出てきます)


そんなこんなで、14年は、あっという間だなあ、と思いました。