chabbu2006-02-02



先週末、小さい学生さんと助手は祖父祖母の法事のためパール県に行きました。

ご飯を食べ皆でわいわいしていたとき、助手はツトムおじさん(58歳)に

「おい!お前なんやわしのイトコに似てきたやないかい!」

と突っ込まれました。その後、ヒロシおじさんに

「まあそれだけ値打ちが出てきたっちゅうわけや」

とフォローされ、たいへん愉快な時間を過ごしました。
(ツトムおじさん、助手は当分おじさんのお言葉を忘れませんから)

この父方の親戚一同は普段はごくシャイな方々なのですが、そういう方々にありがちなのか、お酒を飲むととても陽気になります。
酔った挙げ句、歌ったり楽器が手元にあれば演奏したり賑やか極まりない。
去年の夏のおじいちゃんの新盆は、仏前の木魚でファンキービート経をあげていたヒトがいたらしいです(→かなり良かったらしい)

こういうみんなが一番好きなのは、結婚式の二次会。
去年結婚した助手イトコ(♂)の時には、新郎側から4名も芸を披露しました。
そのうち2名が冒頭のツトムおじさんとその息子、ギターララバイです。
おじさんたちはメキシコ民族衣装のポンチョとソンブレロ#をかぶりスペイン語の歌を朗々と熱唱。
ギターララバイパパンだけあってたいへん良いノドしているんですよこれが。
ちなみにギターララバイママンは、フラメンコを踊れるそうです。

こういう一族ですが、助手父の仕入れてきた電波情報によると


「我が一族はその昔、神様に芸を奉納する渡来系の一族だった」


そうです。
それなら、子孫が歌ったりピアノギターアコーディオン弾いたりオカリナハモニカ尺八吹いたりしても、いっこうに構わない訳です。
(その代わり研究者を輩出する一族ではない…ああああッ)

そういえば助手も助手妹の幼少時には、盆暮れ親戚宴会時に必ず歌わされたり踊らされ、そのたびに小銭のおひねりを投げられておりました。
幼児教育上たいへん好まし影響を与えそうですね。

さてツトムおじさん、小さい学生さんに向かって

「今度はお前も今度なんかオモロイことせなあかんぞー逆立ちは地味やわ」


芸能魂は今後も引き継がれ……



#予算の都合で、本物ではなく幅広の麦わら帽子でしたが。